「ネイルケアで地爪を元気に美しく!!」
ネイルセラピストの小川浩美です。
抗がん剤の副作用による爪のトラブルにお悩みでご来店下さったM様。
治療の経過と爪の状態をわかりやすく時系列にしてみました。
昨年の2月にガン宣告を受けられ、4月から抗がん剤の治療を始められたそうです。
初めてのご来店は昨年の9月、治療をスタートして5カ月目です。
爪は紙のようにペラペラの状態でした。
ケアだけで何とかしたかったのですが・・・
あまりにもペラペラ過ぎるので、アクリル、ジェルで補強もしながらのお手入れとなりました。
今年の3月、抗がん剤の効果があり、腫瘍が消失したとのことで、治療をお休みして様子を見ることになったそうです。
めっちゃ嬉しいご報告でした
しかし・・・一進一退ですが少しずつ丈夫になりつつあった爪にこの頃からある変化が・・・
副作用もきつくなってきたようで・・・
爪以外でも色んな副作用があったそうです。
爪の状態ですが剥離しだしたのです。
爪が剥離している状態ではジェルなどは乗せない方が良いので、ジェルを止める事もご提案したのですが・・・
「ボロボロの爪を見てたら気持ちが凹むんです~」とM様。
その気持ちもとてもわかります!!
ということで、ジェルを乗せて様子を見る事にしました。
残念ながら剥離は進行してしまったので、ジェルはやはり止める事にしました。
今年6月の状態です。
心配なので、この写真と他にも状態のわかりやすい写真を、いつもアドバイスを頂いているY先生に見て頂きました。
「抗がん剤で剥離するのは仕方ないね。
対処療法でしかないけど、剥離があまり酷かったら私だったら○○を処方するかな。」
とのお言葉。
医学書でも調べたし、やっぱり剥離は仕方ないのか~
仕方ないとは思いながら何とかならないものかと考えます。
もしかしたらジェルのアレルギーもあったかもしれないので、M様の要望があったとはいえ、すぐに止めた方が良かったかなと反省もしてみたり・・・
そして今年10月、抗がん剤治療を止めて7カ月。
剥離もなくなり復活してきました!!
診察の方も、3カ月ごとだったのが、半年ごとの経過観察になったそうです。
やった~~
M様、これからも一緒に頑張って爪を育てて行きましょう。
引き続きホームケアもお願いしますね。
「うちのおっちゃん(ご主人のこと)が会った事ないけど、よろしゅう言うといてと言ってました」
のお言葉も嬉しかったです。
お話し聞いてるとめっちゃ仲の良いご夫婦なんですよね
うらやましい~~
大好きなPAULのお菓子、ありがとうございました。
あっという間に胃袋に納まりました(笑)